太陽興産のスタッフです。金沢で建築、土木、とび・土工、大工、解体の工事をしています。

建設の仕事を考えている方から、こんな話をよく聞きます。

「職人の世界って、上下関係が厳しそう」「知らない人ばかりの中に入っていけるだろうか」

気になるところだと思います。ただ、その前に知っておいてほしいことがあります。

建設の現場は、1つの会社だけでは回っていません。

この記事の見どころ現場には複数の会社の人が入ります。だから「うちの会社の人」だけと働くわけではありません。誰と会うのかが分かると、入る前の不安の形も変わってきます。

現場にはいろんな会社の人がいる

たとえば建物を建てるとき、基礎をつくる人、足場を組む人、鉄筋を組む人、型枠を組む人、コンクリートを流す人がいます。これを1つの会社が全部やるとはかぎりません。

私たちのプロジェクトも、大手から地場までのゼネコンと連携して取り組んでいます。

私たちが持っているのは、建築、とび・土工、大工、解体、それに現場内の整理や清掃、軽作業といった持ち場です。内装、電気、水道と進んでいけば、また違う会社の人が入ってきます。

同じ日に全員がそろうわけではありません。工程に合わせて人が入れ替わりながら、工事は進んでいきます。

元請けと協力会社は、上下ではなく持ち場の違い

現場に入っている会社には、立場ごとに呼び名があります。入ってすぐ耳にする言葉なので、先に見ておきます。

工事を発注者から直接請け負う会社を、元請けと呼びます。その元請けから工事の一部を請け負う会社が下請けで、現場では協力会社と呼ぶことが多いです。

言葉だけ聞くと上下があるように感じるかもしれません。ただ、実際の現場では、上下というより役割の違いです。

足場のことは足場屋さん、土のことは土工の職人さんに聞きます。分からないときは、その工程を持っている会社の人に聞くのがいちばん早いです。

新しく入る人から見ると、どの会社の人かということより、「いまこの工程を持っているのは誰か」のほうが大事になります。

数字で見ると、1社では回らない

では、1つの会社でどこまでできるのか。私たちの数字で見てみます。

太陽興産は18名の会社です。内勤が10名、現場に出るのが8名で、その体制で年間520以上のプロジェクトに携わっています。

8名だけで520件をこなしている、というわけではありません。現場ごとに、他の会社と組んでいるからこの数になります。

入る前のイメージ
ひとつの会社の人たちの中に、後から入っていく。
実際の現場
いろいろな会社の人が集まって、その日の工程を一緒に進める。全員が同じ会社の人ではない。

この違いは、思っているより大きいものです。

「会社の輪に入れるか」ではなく、「その日の現場で、必要なやりとりができるか」。現場で効いてくるのは、そちらです。

朝礼で顔を合わせる

その必要なやりとりが最初に起きる場が、朝礼です。

現場は朝礼から始まります。建設現場の1日でも触れましたが、朝礼で確認するのは、当日の作業内容と誰がどこを担当するか、危険な箇所とその日とくに気をつけること、それに体調です。

会社は別々でも、その日は同じ現場で動きます。誰がどこを担当するかは、聞かないかぎり分かりません。

朝礼は、顔を覚える時間でもあります。毎日会う人もいれば、その工程の間だけ一緒になる人もいます。

危ないと思ったことは、その場で確認する。安全を最優先に、危険な作業は中止する。これが現場の進め方です。

人とのやりとりが苦手でも

人づきあいが得意なほうではない、という方もいると思います。

ただ、最初から一人で他社の人の輪に入っていくわけではありません。太陽興産では、先輩がついて基礎から教える体制をとっています。

現場では、作業を進めるための短い確認が要ります。

「これ、どこに置きますか」「そっちは今日終わりますか」「ここ通っていいですか」

そうしたやりとりです。

覚えること 01

分からないことを、その場で聞く。黙って進めるほうが危ない。

覚えること 02

名前と顔を少しずつ覚える。全員をいっぺんに覚えなくていい。

覚えること 03

挨拶をする。現場では、これがいちばん通じる。

最初のうちは聞くことばかりになりますが、それでかまいません。やりとりの面では、まずそこからです。

入る前に知っておくと、少し楽になる

現場にいるのは、いろいろな会社の人です。それを知っているだけで、初日の見え方は変わります。

挨拶をする。分からないことはその場で聞く。危ないと思ったら声を出す。初日にやることは、この3つで足ります。

知らない人ばかりの中に放り込まれるのではなく、その日の現場に集まった人たちと、その日の仕事を進める。そういう働き方です。

よくある質問

現場に入って、いきなり他の会社の人と話すことになりますか?
先輩がついて教える体制をとっています。挨拶と、聞かれたことに答えるところから始まります。
上下関係は厳しいですか?
会社によって雰囲気は違います。現場では、安全を最優先に、危険な作業は中止することが決まっています。危ないと思ったことは、その場で確認します。
知らない人の名前を覚えるのが苦手です。
毎日会う人から順に覚えていけば足りることが多いです。工程によって入れ替わる人もいるので、全員を一度に覚える必要はありません。
未経験でも現場に入れますか?
募集要項の応募資格は「特になし」で、未経験の方も歓迎しています。仕事内容には手元作業や解体作業、養生作業、片付けや掃除といった作業が入っています。

太陽興産では、金沢を中心に北陸の現場で一緒に働く方を探しています。

選考の前にカジュアル面談の場を用意していますので、現場の様子や仕事の内容で気になることがあれば、エントリーフォームからお気軽にお問い合わせください。